【5】 He is just my cup of tea!
2005.07.28
【日本語訳】 彼ってまさに私好みだわ!
えっ、紅茶?そう、そうなんです。紅茶の銘柄や飲み方には人それぞれの好みがある
ところから "one's cup of tea "で「お気に入り、好物、性に合うもの」というよう
な意味合いになるのだそうです。確かにこの表現、紅茶の国イギリスではよくよく耳
にしますが、アメリカなど他の国ではあまり聞かれない表現かも。
ミルクにレモンにストレート、ロシアンティーにアイスティー。その飲み方も様々ながら、
セイロン、アッサム、ダージリン、アールグレイにフレイバーティまで、その種類と来たら
枚挙のいとまがありません!自分好みの茶葉を、好みの入れ方で、お気に入りのカップで
いただく紅茶。
好みのタイプを表現するのに使うとは、ちょっとニクいではありませんか(^_-)-☆

もちろん、異性の好みを表すときだけでなく「得意なもの」「趣向の合うもの」等にも
使えますよ。前回「カラオケ大好き」という表現を紹介しましたが"my cup of tea" を
アレンジしてこんな風にもいえますね。
"Shall we go Karaoke?"
(カラオケでも行こうか?)
"Well...this is not my cup of tea. Maybe next time."
(う~ん、あんまり得意じゃないんだよね。また誘ってよ。)
という感じです。しっくり来ましたか?
せっかくのお誘いをお断りするときも、こんな気の利いた言い方なら、ちょっとお茶目で
角も立ちませんね!ぜひ試してみてください\(^o^)/
ほかにも
Yoshimoto's comedy is my cup of tea. (吉本の喜劇はツボにはまります。)
Desk work is not my cup of tea. (デスクワークは性に合わないんです。)
Speaking in public is not my cup of tea. (人前で話すのは苦手なんです。)
など、色んな表現に応用できます。楽しいでしょ!
ところで紅茶と言えば・・・
私がイギリスに住んでいた頃は、朝食は必ず紅茶とトーストでした。思いっきり濃いめに
いれたロイヤルブレンドにたっぷり牛乳を注いだミルクティーにすっかりハマってました。
超コーヒー党の私が家ではコーヒーを一切飲まなかったくらい!イギリスの水のせいなの
か、単にあちらに売っている紅茶品種のせいなのか、理由ははっきりしまっせんが、なぜ
か日本で飲むのとは違った深い味わい。イギリス人の紅茶好きにも納得しましたね(^^)
たしかにイギリス人のお宅にお邪魔すると、腰掛ける間もないうちに、
" Would you like a cup of tea?"
(紅茶はいかが?)
と聞かれるものです(ほとんど99%の確率!?)でもこれが、他の国ではたいてい、
" Would you like something to drink?"
(何かお飲み物でもいかが?)
なんですよねえ。統計取ったわけではありませんが、はい、私の耳が覚えてます(^^ゞ
そう言えば、イギリスのエアラインで働いていた頃のこと。
初フライトの機内、仕事前のひととき。忙しくフライト準備を始める私たちクルーに
向かってパーサーが、
" Why don't you have a cup of tea before work?"
(仕事前はじめにまずは紅茶でもいかが?)
と、おもむろにクルーの人数分ミルクティーを淹れてくれてたのには、感動でした(; ;)
イギリス人のリラックスタイムに必ず出される紅茶。日本人が熱い緑茶を飲むとホッと
する、あの感覚に似ているのかも知れませんね。
そんな紅茶を会話表現に粋に取り入れたこの表現。ぜひそんな紅茶を愛するイギリス人の
粋な国民性を思い出しつつ、あなただけの
"my cup of tea"
をた~くさん見つけてくださいね!

