【8】 お茶で美人になる 後編
2005.08.09
前回は、日本で飲まれている代表的なお茶の中から、麦茶と緑茶のお話をしましたが、
そうなるとちょっと覗いてみたいのが、海外のお茶事情。それぞれの国や地域で親しま
れてきたお茶、何かここにも美と健康のヒントが隠されているかも?(^Q^)/
そんな気になる海外でのお茶事情は、機内での出来事からもうかがえるかもしれません。
ある日のフライト、それは日本線ではなかったため、機内の約80%が中国人のお客様
でした。お食事のサービス時、温かいお飲み物として通常、コーヒー、紅茶、日本茶を
サービスするのですが、その際、それぞれの飲み物の減り具合は、その時の客層や時間
帯によって変わってきます。平均すると、だいたいどれも同じようにリクエストがある
のですが、その日に限ってはコーヒーのリクエストは皆無。日本茶、紅茶は何杯も召し
上がり、「茶!茶!」というリクエストは到着地に着くまで続いたのでした(^0^)
お食事中は、機内食のトレーに載っているカップをお使いになっていましたが、その後
はマイカップ登場!そのカップにこれまた“マイティー”を入れて何杯も何杯も召し上
がっていましたっけ。見た目にはウーロン茶のような色をしている中国茶でした。これ
程大量のお茶を召し上がるのは、この時の中国からのお客様の他に見た事がありません。
中国茶の中にはダイエット効果が期待できるものが多いと言われますが、その時のお客様
の中に、いかにも体格の良い方は見受けられなかった気がします。その成分だけでなく、
あれだけ多量摂取すると、お腹も膨らむし、新陳代謝も活発になるのでしょうか?
そういえば、温かいお茶以外には、体を冷やす冷たいお飲み物を召し上がっていなかった
ような。これも彼らのスリムな体型維持に一役買っているのかしら?

中東の方は、紅茶をよく召し上がっていました。それもかなり濃く淹れたものに、お砂糖
を2,3杯加えて。ミルクティーにすることはほとんどないようで、レモンやミント、
シナモンを加えます。コーヒーも人気でしたが、こちらも濃いものが好まれるよう。
これは彼らの住んでいる地域の気候によるものだとも思いますが、体が味の濃い物を要求し、
エネルギーを補う意味合いがあるのではないかと思います。暑い国では甘くてスパイス
の効いたお茶を飲んでみては?バテ知らずになれるかも知れませんよ。
そして、イギリスでは言うまでもなく紅茶が好まれていますよね。
それも基本的にはミルクティー。面白いな、と思ったのが、以前、アメリカ系のエアラ
インで乗務していた時は、サービスの合間など、クルー同士で
"Would you like a cup of coffee? "(コーヒーいかが?)
と聞いては、各自持参したお気に入りのフレーバーコーヒーなどを淹れたものでした。
その後、イギリスのエアラインで働くようになると、今度は当然のように
"Would you like a cup of tea? "(紅茶いかが?)
と聞かれました。コーヒーいかが?とは聞かれたことがありません。こんなささいな会話
にもお茶文化の違いが表れていますよね☆
イギリス人のゆったりと生活を楽しむ姿の横には、いつも紅茶が添えられます。素人で
も、比較的に香りや味の違いが分かりやすい紅茶。ちょっとイギリス人を習って、あく
せくせずにゆったりとした気分でお好みの紅茶の味と香りに包まれれば、心も体もリラ
ックスできるのでは?
この夏は、お気に入りのお茶をお供にリフレッシュしてみてはいかが?
お茶を語れば深いですよね。
今後も機会を見つけて、又、お茶のお話をしたいと思います(^_^)

