【14】 サプリと栄養 (後半)
2005.09.27
「旬のものは旬に」食べるのが最もおししく、栄養価も高いと言われますよね。
でも実際には、今は一年中、季節を問わず、様々な野菜や果物を手にすることが出来るようになり、旬がなくなってきていますよね。とても贅沢なことではあるけれど、そういった野菜や果物に含まれる栄養価は、以前のものより低くくなったと言われます。
そもそも何故、旬のものを旬の時季に食するのが良い、と言われてきたか?答えはシンプル。その時季に私達の体が求めているから、なんですよね。例えば、夏に採れるトマト、きゅうり、すいか、、、。こういったものは、それぞれが持つ固有の栄養分と共に、共通しているのは、熱を下げる作用がある、ということ。夏の暑さでほてった体を冷やしてくれるんですよね。あるいは、冬に美味しいごぼう、れんこん、といった根菜類は体を温める作用があります。
「自然のちからってすごい!」(^0^)
こういった素晴らしい自然のパワーを無視して、一年中食べたいから、という理由で口にすることは、はたして本当に私達の体にとって、そして自然にとって良いことなの?そんな疑問を持つようになりました。その季節にしか味わえないものを一年のうちのその季節にだけ頂く、これが本当のぜいたくなのでは??そして、これが本来の、人と自然の関係なのではないか?と思うんですよね。
「身土不二(しんどふじ)」って言葉、聞いたことありますか?身=人の体と、土=その人が暮らす土地、この2つを別々に切り離して考えることは出来ない、という意味で、昔から使われている言葉だそうです。その土地で採れたものと、そこで暮らす人はそれだけ密接な関係なんですね。日本で採れた作物は日本人の体に適していて、それには長い歴史がありますよね。輸入されたもののうち、もともと日本では採れなかったもの、南国の果物や野菜など、沢山ありますが、そういったものはいくら美味しくても日本人の体に適していないと思われるものも多いらしいのです。その土地で暮らす人達にとって適した栄養が含まれているんですよね。南国のフルーツにはたいてい、体を冷やす作用がありますが、必ずしもそれは、四季のある私達の体が欲しているのもではないかもしれません。むしろ、あまり適していないものさえあるかもしれません。こういった考えから、サプリの原材料となっている植物のなかには、日本人に適していないと思われるものもある、という話も聞いたことがあります。
現実には、食べる物を制限して生活していくのも、なかなか難しいのが現状。あまり、ストイックになってしまうと、食生活そのものを楽しめなくなってしまいますよね。だから、頭の隅にこういったことをおきながら、日々の食事を大切にする。これだけでも食事のありがたさが身にしみます。出来る範囲で食事に気を付け、その時々の生活パターンや状況に応じて、又は目的に合わせて、最後の手段としてサプリなどで補う、というようにしたらいかが?
旬がなくなり、栄養価も低くなったとはいえ、まだまだ野菜や果物から摂取する栄養、食生活全般においての栄養はおおむね足りているという報告、そして、サプリから摂取する栄養に関しての研究は、まだまだ確立されていない分野だとも言われている現状。テレビ番組や雑誌などで、一時もてはやされたサプリや素材が後になって、健康を害する恐れがある、などの理由で全く目にしなくなったという話も記憶に残っています。情報にまどわされず、もう一度、基本に立ち返って食生活そのものを見つめ直しませんか?それが、本当のキレイのはじまりかも☆

