【2】 イギリスの美男子 トランクの君
2005.06.30
ロンドン郊外に在住しながら日本へフライトして2年、
イギリス人の国民性にも徐々に慣れてきました。
日本では「ジェントルマンの国」として知られるイギリス。
もちろん、それでも色んなタイプの人はいるけれど、
それでもやっぱり 紳士の割合多しだわあ・・・って
つくづく実感するエピソードをひとつ。
仕事柄、私たちスチュワーデスはフライトのたびに、
大小2つのスーツケースを両手に持って、地下鉄を使って
空港へ通勤しています。制服姿で颯爽と地下鉄に乗り
周りの乗客に "Have a nice flight!"なんて激励されながら
電車を降りるのもなかなかオツなもの♪
外資系って割とこんなフランクな感じが多いのではないかしら。
日本の
地下鉄をイメージすると、とてもじゃないけどそんな事
できないわ!ってしり込みしそうですが、ここロンドンではそれが
意外とできちゃうんです。しかも、日本の駅とちがって、こちら
ではまだほとんど郊外の地下鉄の駅にはエスカレータや
エレベータがなかったりする、のにです!
というのも、まず日本ほどのラッシュアワーがない。そして、
何といっても、ジェントルマンの国では、若い女性がひとり
大きな荷物を必死に運ぶ姿を見て、優しい手を差し伸べない
男性は軽蔑に値するのでしょう。
必ずと言っていいくらい、誰かが助けてくれるんです。
"Are you all right, lady?"
"May I help you, dear?"
な~んて、老若問わず駅に居合わせた男性が笑顔で快~く
スーツケースを運んでくれます。これってかなりの感動もの♪
それにしても驚いたのはある日、駅の階段下でいつものように
声をかけられ、振り向けばかなり高齢のおじいちゃん。
思わず、
"Oh, I'm fine. Don't worry.Thank you!"
なんて叫んでしまったのですが、でもこのおじいちゃん、簡単に
はあきらめず、重い荷物をエイコラかついで反対のホームまで
運んでくれたんです!
さすがにこれには驚き!
イギリス人のジェントルマン魂ここにあり。のスイートな体験でした。

