【26】悲劇!刈られた宝もの by ヒロコ♪
2006.11.22
私が住んでいるアメリカの町には、日本人居住者の数がそう多くないため
お店で和食の食材を手に入れるのが、大都市に比べるとちょっと不自由な
ことがあります。
もちろん基本的なものはアジア系の食材店で入手できますし、今の時代、
お金さえ出せば大抵のものは揃えられる、ありがたい世の中になりました
(→アメリカ在住日本人向けのネット通販などがあります。便利なんですけど…
その分、お値段も送料もはってしまうのがたまにキズ。)
納豆でもお豆腐でも、何とか地元のお店で買えるのですが、一つだけ苦労
するのが
「野菜」
です。日本特有の野菜は簡単には手に入りません。
試しにちょっとリストアップしてみました。
<<手を尽くせば何とか入手できるもの(ただし努力が必要)>>
かぼちゃ
(日本仕様の)きゅうり
ごぼう
さつまいも
しし唐辛子
春菊
大根
なす
にら
<<入手困難なもの>>
青じそ
小松菜
長芋、山芋
三つ葉
みょうが
手を尽くせば…って一体どういう意味よ?と思われた方に説明すると、
アジア系の食材店の店頭で並んでいることもあるけれど、それは運が
よい時です。せっかく出向いても目的のものが入手出来ない時もあります。
週末にフリーマーケットが開催されているのですが、そこに野菜スタンドも
出店されるので、そこでも入手は出来ますが…開催日は土日のみ。
欲しいと思う時は、週末とは限りませんからねぇ…。
そんな訳で「努力が必要」と書き添えてみました。
ちなみに、きゅうりに「日本仕様」と添えましたが、アメリカのきゅうりはホントに
バカでかい(棍棒みたいな感じですよ…とほほ)上に、種がたっぷり入ってし
まっているのです。冷やし中華用千切り、なんて夢のまた夢だったりします。
(無理に切ろうとすれば、悲惨な仕上がり間違いないです。)
さてさて、大切(?)なのはここから。
上に挙げた、入手困難な野菜6種は、ここでは本当に貴重です。
三つ葉なんて、最後に食べたのはいつだろう?…ていうくらい、記憶にありません。
小松菜は、無理やり自分に暗示かけて「これは小松菜だ~、小松菜だ~」と言い
ながら、ほうれん草を食べれば、一時的にはクリアできます。
長いもなどは、粉末に加工されたものも売っていますから、それを利用すればよい
ですね。ただ、すり下ろさずに頂く、あのシャキシャキとした食感は、ここでははっき
り言ってマボロシです…。
みょうがは、こちらでは見たことありません。
どんな野菜だかも忘れてしまいました。 ぐすん。
私の大好物なのに、お店では買えない野菜、それは青じそです。
形状の似た“エゴマの葉”は韓国系のお店で簡単に入手できるのですが(以前、
シソと信じて購入したら、見事に騙されました。)青じそはどこにも売っていません!
あの爽やかな薬味、シソが食べたい、食べたいよ~と身悶えて久しいのですが、
・・・今年の夏、何と我が家に、愛しのシソちゃん(「ちゃん」づけ、ですよ)が
やってきたので~す!ヽ(^o^)丿
種ではなく、ある程度成長しているものを友人から株分けしてもらいました。
くどいようですが、とても貴重なものですので、絶対に枯らすことは出来ません!
プランター栽培だと限界があると聞いていたので、早速庭先に植え替えました。
穂じそが出来ると、花が咲いて、種を自然に撒き散らすそうです。そしてまた
来年、力強い生命力で再び芽を出すと聞きました。とにかく、大きくなって収穫
できる日を楽しみに、毎日マメに水をやって大切に育てていた訳ですが、
しかし。。。
と、なぜここで逆説の接続詞が出てくるかというと…
我が家の庭の芝は、専門の方に定期的に刈ってもらっているのですが…
もう、話の結末が見えましたでしょうか。(涙)
週に一度の芝刈りがあったその日の午後、愛しのシソに水をあげようと私は
ジョウロ持参で庭に出ました。ですが、そこには水をあげるべきシソの姿形は
全くありません(・_☆) きれいさっぱり消えています。
思わず絶叫しましたよ(≧◇≦)!!
それも、お隣さんに聞こえるくらいの大きな声で…。
(「一体どうしたの?!」と慌てて隣人が出てきました。)
恐らく、yard man(芝生や庭の手入れをしてくれる人を英語でこう呼びます。)は、
シソを雑草だと思ったのでしょうね。少なくとも、彼は自分の仕事をキッチリして
いたという証明にはなりましたが…
私の落ち込みようといったら…それはもう…。察して下さいますか?
結局、株を分けてくれた友人には平謝りして、再びもう一株分けてもらうことが
できました。yard manにシソを刈られるという話は、私が初めてのことではなく、
結構頻繁に起こることだそうです。
仕方ないですよね、見かけはどう見ても雑草ですものね ((((((^_^;)
分けてもらったシソですが、今度は刈られないよう、すぐに囲いを購入!
しっかり覆って「これは雑草ではありません」とアピール!!!
今のところ幸いにも、yard manにも区別はついているようで、悲劇は繰り返され
ていませんヽ(*^.^*)ノ
それにしても、シソってぐんぐん大きくなるんですね。何度か収穫もして、日本の
味を満喫しています。やっぱり、シソがなくっちゃ、和食は始まりませんよね。(^_^)V
今回のお話は、アメリカ生活ちょっとした悲劇的事件、でした。
(飛行機の話でも何でもないですね…ははは。)
国際結婚をご予定の方は、ぜひぜひ心されることをオススメします♪

