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【28】サンクスギビングは嫁の腕の見せ所!?

2007.01.19

ちょっぴり季節遅れではありますが、引き続き感謝祭について。

2006年の感謝祭は11月23日でした。
我が家では毎年、義母宅に親族が集まって感謝祭を過ごすのですが、
昨年は異変が起きました。開催場所が何と…私の家になったのです。
「姉さん、事件です!」(古い…?)

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例年なら、七面鳥を焼くのも、スイートポテトを作るのも義母。私も何品か自宅で
作って持参していましたが、それでも義母の作る料理の方が圧倒的に多いのです。
毎年、テーブルに載りきれないほどのお料理が並ぶわけですが、
それが今年はウチで!!!!
決まった時はめまいがしそうになりましたよ\(◎o◎)/!
そして、めらめらと闘志が湧いてきましたよ。(←負けず嫌い)

異変の種を明かすと、義母宅のストーブ(台所の電熱調理台ことです)が壊れ、
新しいストーブが設置されるのが感謝祭以降と判明したからなのでした…。

今年は開催場所が我が家と決まった以上、主な料理を担当するのは私です。
当日のメニュー表を作りながら、

「何だかコレって・・・日本の家庭に嫁にきた外国人妻が、正月に親族を迎える
 ため、おせち料理をせっせと作る図式と同じだなぁ」

と一人つっこみ入れてましたが、何より目玉は10キロサイズの七面鳥の調理!
あまりの巨大さに、焼き上がりまで5時間も6時間もかかる凄い代物です。
こんな巨鳥、私の手に負えるかしらと半信半疑で、感謝祭前日を迎えました。

事前に美味しそうと思ったレシピを保存しておいたので、そのレシピに添って
下ごしらえ開始!(でもそれよりもっと前に、冷凍の七面鳥を3日かけて冷蔵庫
で解凍しています。その巨大さに、解凍もとても時間がかかるのです。)

主な下味は、レモンジュースとオレンジジュース、そしてニンニクです。注射器
のようなもので、鳥本体にマリネ液をぶすぶすと注入。ナイフで切れ込みを入れ、
ニンニク3個分をどんどん埋め込んでいきます。最後にもう一度、マリネ液を全体
にかけ、アルミホイルで覆って下ごしらえは完了。冷蔵庫で一晩、寝かせます。
 
この日は、他にもいろいろ作らなければならなかったので、1日中、台所に立っ
ていました。疲れた…(・_・;)

さて、当日。

下味をつけた七面鳥に、今度はバターを埋め込んでいきます。七面鳥は、白身で
脂肪も少なく、あっさりした味わいが特徴なのですが、その反面、あっさりし過ぎて
食べにくいことも。脂肪が特に少ない胸肉のあたりに、バターを埋め込むことで、
パサパサ感を防ぎ、しっとり感を保ってくれるわけです。最後に、コンソメスープを
全体にかけます。
 
食べ始めを午後1時としていたので、七面鳥をオーブンに入れる時間を逆算すると、
遅くても午前8時。もしかしたら、もっと時間がかかるかもしれないので、念のため、
午前6時45分に焼き始めました。ホイルをかぶせたまま焼くため、最初の4時間は
オーブンに入れっぱなしでOKです。その間、サイドディッシュをどんどん完成させて
いきます。

さて、最後の1時間になったので、かぶせていたホイルを取って、全体に焼き目を
つけます。15分おきくらいに乾燥を防ぐため、滴り落ちた肉汁を皮目にかけてあげ
なければいけません。そして焼き目はついても、中心までしっかり焼けてなければ
ダメですから、焼き目のタイミングとにらめっこです。

中心温度が華氏180度(摂氏82度くらい)に達せば、調理完了。オーブンに入れて
から5時間たったところで、温度計を差し込むと、ちょうど180度。いい具合に焼き目
もつきました。これで完成です(^O^)/~~~

テーブルに料理を並べ、親族みんなが席に着くと感謝祭の食事の始まりです。
開催場所の我が家、一家の長である夫が、食事の前に一言述べます。信心深い
家庭なら、ここでお祈りの言葉を捧げるのでしょうが、我が家は無宗教ですので、
夫は「お料理を作ったヒロコと母さんに感謝して。いただきます」とだけ(*^^*)
美味しい料理(作った自分が言うな)と楽しい時間の始まりです。

心配していた七面鳥の出来ですが、大成功!みんな褒めてくれましたよ。

 ほっヽ(*^.^*)ノ
 
せっかくなので、当日食卓に並んだメニューをご紹介。

・七面鳥のロースト(10キロサイズ)
・スタフィング2種(パンと炒めた野菜・果物を混ぜ込んだもの)
・クランベリーソース(クランベリーを砂糖と水で煮込んだもの)
・グレービー(小麦粉とバターを炒め、七面鳥のローストで出た肉汁で薄めたもの)
・スイートポテト(ヤムと呼ばれるサツマイモをマッシュ、バターで味付けし、
          マシュマロでトッピング。オーブンで焼いたもの)
・サラダ(パイナップル、オレンジ果肉、マシュマロ、ココナツをサワークリームで
     和えたもの)
・野菜料理2種(アスパラガスと芽キャベツ)
・春巻き
・パイ2種(パンプキンパイとメープルシロップのパイ)

春巻きだけ何か場違い…と気付いたあなた、正解です。
これは、私のささやかなこだわりで、アジアの料理を1品だけどうしても混ぜた
かったのですよ(*^▽^*) 
春巻きは、和食が苦手な一部の親族にも大好評なので、このような場には必ず
登場させるメニューです。

準備する側にとっては、怒涛の感謝祭なわけですが、お料理の完成を待ってる
人たちはどのように時間を過ごしているかというと。。。

感謝祭当日の午前中は、毎年恒例のニューヨークでのパレードが全国中継されます。
いろいろな気球が登場して、なかなか面白いイベントです。(今年はヘリウムガスが
不足して、開催が心配されていたようです。ニュースをご覧になった方もいるかも。)
午後になると、NFL(National Football League プロのアメリカンフットボールです。)
の試合が始まります。夫も義父もアメフト(NFL)のファンなので、テレビは常につけっ
放し(*^.^*)ノ 一つ試合が終わると、また別の試合が始まって…と、これが夜まで
続きます。

いつもと違うのは新聞の折込広告です。通常、日曜日はいつも膨大なチラシが挟み
込まれるわけですが、感謝祭当日の新聞はいつにもまして凄いのです。

それはなぜか。

感謝祭翌日に、ほとんどのお店が大セールを始め、その目玉商品を早朝から
売り出すのです。開店時間は午前6時とか7時とか。目玉商品目当てで、開店前
から行列が出来るくらいです。お店やモールは1日中大混雑、その様子から感謝
祭翌日は「ブラック・フライデー」とも呼ばれます。こうしてアメリカは、12月のクリス
マスに向けて、買い物の風潮が一気に高まっていくというわけです。

無事にホストの役目を果たした、今年の感謝祭でしたが、例年どおり楽しい1日に
なりました♪~(^ε^) 来月はクリスマスですが、夫は既にフライトでいないことが
分かっています。なおさらその分、家族水入らずで過ごした1日でした。(今回も
飛行機関係の話でなくてスミマセンっっ!)

注:この記事の投稿が遅れたのはすべて記事を受け取っていながら
  アップ作業を滞らせていた管理人よっしーの責任です。どうかお許しを。。。