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No.1 序章
飛行機の機内・・・ それは小さな外国です。
はるか海の向こうの国へ移動する・・・
その同じ目的のために、年齢も人種も職業も異なる様々な
バックグラウンドを持った人々が、同じ空間に居合わせる、
そんな異空間だからこそ、フライトには毎回何ともいえない
エキサイティングな雰囲気が漂っています。

海外にいる家族との久しぶりの再会に胸躍らせる留学生
初めての海外出張に、緊張のあまり眠れないビジネスマン
ゆったりと優雅なフルムーン旅行を楽しむ仲むつまじい老夫婦
オリンピック出場に向けて勇んで旅立つスポーツ選手団
などなど、、、
本当にさまざまな方が同じ機内に乗り合わせ、同じように
私達スチュワーデスのサービスを楽しみます。
No.2 客室乗務員のお仕事(その1)
まずキャビンクルーの任務にはどんなものがあるのか見ていきましょう!
キャビンクルーには大きく分けて、次の3つの役割があります。
接客要員 販促要員 保安要員
あえて英語にするならば
Service staff Sales staff Safety staff
とこれらは通常、機内においてのみ課せられる任務です。
つまり、逆に言うといったん飛行機を降りてしまったら、これらの任務は
基本的にはすべて地上職員に委ねられるのです。だから、空港では
クルーに「ちょっと荷物を持ってください」とは頼まないで!
残念ながら、それはクルーにはできない行為なのです。
エアラインって、責任関係が部署ごとにキッチリ分けられているのが
ひとつの特徴かもしれませんね。
さて、ところで上の3つの任務のうち、一番大切なのはどれだと
思いますか?でも言いましょうか。あら、これって何気に「3S」。覚えやすいですね。
No.3 客室乗務員のお仕事(その2)
さて、クルーに3つの任務があると知っていただいたところで
今度はその内容を、もうちょこっとだけ詳しく見ていきましょう。
No.4 適応性
適応性・・・言い換えれば「臨機応変さ」とでも言いましょうか。
その場その場の状況の変化に応じて、無理なく対処していく力
が求められます。
そう、キャビンクルーの仕事は言ってみれば空飛ぶ何でも屋さん。
こちらの国からあちらの国へ・・・大移動する小さな機内で、実に
いろいろな役割をこなします。
No.5 親しみやすさ
親しみやすさ・・・機内でお客さんが話しかけやすい存在であること。
一般的にはクルーって「近寄りがたい」ってイメージがあるようですね。
でも、本来はこの逆。だってキャビンクルーって、お客さんのお世話を
するために乗っているんですもの。
No.6 サービス志向
サービス志向・・・“人に喜んでもらいたい”という素直な思いって
良いサービスをする基本中の基本!
もちろん接客業は、お客さんに喜んでもらってなんぼ・・・の世界。
お客さんのことを考えて行動するのは当たり前!なのかも知れません。
ただ、これを「仕事だから・・・」と割り切ってやるのと
「お客さんの喜ぶ顔を見たい!」という素直な気持ちでやるのとでは、
気持ちの上で大きな違いがありますね。
そしてそういうのって、なぜか必ず伝わっちゃいます。
No.7 文化理解
文化理解・・・自国の文化について熟知していることはもちろん、自分とは
異なる文化や考え方についても積極的に理解しようとする姿勢はとても大切。
というのも、序章でお伝えしたように飛行機の中はいわば小さな外国。乗客
のみならず、一緒に働くクルーの仲間たちだって国籍、言語、ライフスタイル
など、すべてにおいて様々な人種の集まりです。そんな異文化が入り混じった
transculturalな環境では、価値観の違う相手をいかに理解し、受け入れるかが
気持ち良いサービスをするためのカギになるんですね。
No.8 他人への繊細さ
他人への繊細さ・・・人の気持ちや立場を察する敏感さ。最近よく話題に上る
EQ(emotional quotient)=心の知能指数が高い、という言い方もできるかも
知れません。これって一般の社会でも大切ですが、様々な人種、国籍、年齢を
持つ者同士がチームで働き、さらにお客さまの層も多岐に渡るキャビンクルー
の職場では特に大切なクォリティ。
No9 適性 学習能力 【前編】
学習能力・・・失敗を活かして次のステップにできる力。こんな資質はきっと、
あらゆる職業に必要ですね。ましてやフライトは毎回新たな気づきの詰まった
玉手箱!失敗に落ち込む暇があったら、それをプラスに転換して行く気概が欲
しいところ。そして、それさえあれば怖いものなんてありません(^^)/
No10 適性 学習能力 【後編】
自他共に認める“おっちょこちょい”の私。お恥ずかしながらフライト中には、
本当に沢山の先輩方からアドバイスをいただいたものです(^^;)
ちょっと見、外国人に見えるお客さまに英語で話しかけたら日本人だったとか、
てっきり親子かと思って話しかけたらご夫婦だったりとか (..;) そんなのは
まだまだ可愛い方。
No11 適性 精神的な安定 【前編】
精神的な安定・・・言い換えれば精神的な強さとも言えるでしょう。
フライトでは毎回クルーやお客さまの顔ぶれも変わり、時差や気候など常に変化の伴う
仕事柄、クルーには自己管理がうまく、精神的に安定した状態を保てることが適性とし
て求められます。またフライト中は、皆さんが思っている以上に不意のトラブルや事故、
病人やケガ人が多いもの(*_*) とっさの状況判断に迫られることも多々あります。
どんなときもパニックに陥ることなく、安定した精神状態で状況を見極めることができ
ることはとても重要なのです(^.^)
No12 適性 精神的な安定 【後編】
さて後半は、少し突っ込んで“クルーの任務”にとって精神的な安定がいかに大切か、
についてお話していきましょう p(^^)q
序章でも少し触れましたが、キャビンクルーの重要任務に「保安要員」があります。
笑顔のさわやかサービスも、優しい心配りも大切ですが、まずは機内の安全とお客さま
の安心を守るのが最優先!というお話をしましたね。またこの前編では、機内での事故
やトラブルは皆さんが思っているより多いのだということも、少しお伝えしました。
もし万一、機内の火災や緊急避難の場面になれば、パニックに陥ったお客さまを落ち着
かせ、先導するのはクルーの役目。
No13 適性 人としての成熟度
人としての成熟度・・・わかりやすく言えば、自立した大人の考え方ができること。
こと外資系のエアラインでは、内面的にしっかりした人が好まれるようです(^.^)
というのも、外国のエアラインでは当然、外国人の中に混じって働くことになりますし、
異文化の中で日本人らしさを保ったり、自分なりの判断をしていくには、自分の考えが
しっかりしていないと難しいものです。また、外資系エアラインでは新入社員を社会人
としてゼロから育てる、ということはまずありません。はじめから常識や社会のマナー
などはひととおり身につけていることを前提に訓練も行われます。
No14 積極性 【前編】
【前編】
積極性・・・自分から働きかける姿勢。これがサービス業には不可欠です。
サービスマインド、とでも言いましょうか、人のために心を働かせて体を動かすのが
接客の仕事ですから、いくら心の中でステキなことを思っていても、それを実際に
行動に移す積極性がなければ、残念ながら何も生きてこないわけです。
No15 積極性 【後編】
【後編】
さて、前半で積極性がいかに大切か、というお話をしました。
でも、積極性って実はとっても微妙な要素でもあります。
では、どんな場合にもただ積極的であることが大切なのでしょうか。
答えは当然“NO”です。
前章でもお話しましたが、接客の基本は「相手のことを思いやる心」。
だとしたら、場合によってはあえて「何もしないことを選ぶ積極性」も必要です。
No16 コミュニケーション術!
今回はいつもとちょっと志向を変えて、ステキなキャビンクルーになるための☆丸秘テク☆を
そっとお教えしましょう!
最高のサービスをお届けするために必要不可欠な能力としてあげられるのが
コミュニケーション力。
No17 クルーの二つの顔
ここまでミニ講座を読んでくださった方はもうご存知ですね。序章でもお話しましたが、空を舞台
に働くキャビンクルーには、まったく異なるふたつの顔があるんですよ!
それは、
お客さまに優しい笑顔でサービスする 天使の顔 (*^ ^*)
そして
非常事態発生の時にだけ見せる強く頼もしい 戦士の顔 (`A´) です。
No18 面接で光る人☆Part1・目の輝き
キャビンクルーを目指す方々から、よくこんな質問を受けます。
「どうしたら面接を通過できるんでしょうか?」
皆さんはどう思われますか?
いったいどんな人が面接を突破して、めでたく合格切符を手に入れているのでしょうか。
No19 面接で光る人☆Part2・第一印象
先週から、面接で光る人について私がもっとも大切だと思うことを書かせていただいて
います。目の輝き☆ な~んとなくイメージつかんでいただけましたか?
今週からは、どうやったらさらに自分の魅力を面接の場でパワフルに表現できるか、
そのあたりをマナー的なこともまじえながらお話してみたいと思います(^_-)☆
No20 面接で光る人☆Part3・第一印象を輝かそう
さて、先週に続いて第一印象を輝かせる秘訣☆についてお話しましょう**(^-^)**
人は誰にもそれぞれ魅力がありますが、ことキャビンクルーの面接では、面接官を前に
短い時間で自分の魅力を120%アピールすることが必要になります。そしてそのためには
「自分を磨く」という大前提のもと、次のポイントを心に留めていることが大切です。
No21面接で光る人 part4 アイコンタクト
No22 面接で光る人 part5 明るい表情
No23 面接で光る人 part6 美しい姿勢
No24 面接で光る人 part7 程良い声トーン
No25 面接で光る人 part8 身だしなみ
No26 面接で光る人 part9 立ち居振る舞い
No27 どうやって採用を知る?
No28 レジュメ作成にあたって
No29 募集要項の大切さ
No30 検証☆募集条件
No31 拝見!合格レジュメ
No32 拝見!合格レジュメ PartⅡ
No33 採用条件~学歴~
お久しぶりです!
フライトアテンダントを目指す皆さん、お元気ですか?
しばらく休講にしていてごめんなさい。
この頃、春が近づいているせいか、読者の皆さんから進路に向けての質問が
多く寄せられています。
「クルーになるのに必要な学歴は?」
「大学に進んだほうが良いのでしょうか?」
「エアライン専門学校に行くべきか悩んでいます。。。」
皆さん、色々と迷っていらっしゃるようですね。
そこで今回は、採用条件にもよく登場する「学歴」について
読者さんからいただいた質問にQ&A形式でご紹介したいと思います。
Q1.エアライン専門学校で学べばフライトアテンダントになれるのでしょうか?
A:
世の中に星の数ほどあるスチュワーデススクールやエアライン専門学校。
素敵なホームページやきれいなパンフレットを見ていると、
「ここにさえ入れば誰でもフライトアテンダントになれるんだわ♪」
と思わず考えてしまいそうですよね(^^)
でも、残念ながらスチュワーデス試験もたくさんある職業の中のひとつ。
そんなに単純なものではありません。
結論から申し上げると、
「必ずフライトアテンダントになれる学校」というものは存在しません。
どんな素晴らしい専門学校であっても、そこで学べば自動的にフライトアテンダントに
なれるわけではなく、そこで
フライトアテンダントの業務知識をつけ、
その仕事に必要な適性や心構えについてを学び、
最終的に各航空会社が「採用したい!」と思える素敵な人材になれるよう
「受験合格にむけて訓練してもらえる」
と考えたら良いと思います。
フライトアテンダントの入社試験は日系、外資系ともに不定期に行われます。
いつ募集が出ても、自信を持って試験に臨めるよう、いろんな角度から自分を磨き、
面接のシュミレーションをし、専門の講師たちがアドバイスをくれたりして、試験への
準備を手伝ってくれるのが専門学校だと思っていただけばよいのではないでしょうか。
ですから、
受かるかどうかは結局その人の素材と努力次第!
接客のプロになることを意識して表現力を磨いたり、
普段の生活からマナーや言葉づかいのレベルアップに努めた方だけが
実際の試験で合格を手にするのだと思います。
また、そのような講座を担当する講師はほぼ全員がエアライン経験者なので、
実際に働いた方からの「生の声」を聞くチャンスが得られるのも、
エアライン専門学校に通うメリットであると思います(*^^*)
ただ、逆に
「専門学校に行かないとフライトアテンダントになれないのか?」
と言えば、これも違います。
私のまわりの同僚スチュワーデスの中にも、専門学校やエアライン講座には
一度も通ったことがなく、海外留学の経験もなし、という方もいらっしゃいます。
結局、航空会社は「どこの学校を出ているか」で採用するわけではなく
その人の性格や人柄などの資質がフライトアテンダント
としてふさわしいかどうか、を一番にチェックするのですね。
また、この講座で何度も繰り返しお伝えしていますが、フライトアテンダントは
接客業である以上「第一印象」はとても重要です。
どんなに素晴らしい考えを持ち、英語力もバツグン、という方でも、
会ったその瞬間に好印象を残せなければ面接は通過できません。
ところがこの「第一印象」をよくするのは、自力ではなかなか難しいものです。
そこで客観的な目を持ったプロの力をお借りするわけです☆
これがエアラインスクールに通う一番のメリットかもしれません。
全国にはエアライン講座のあるスクールは実にたくさんあります。
説明会などに参加したり色々と調べて、
・面接対策の実践訓練が充実しているスクール
・講師やスタッフが熱心に相談にのってくれそうなスクール
を基準に選ばれることをお勧めします(^0^)/
ただ、
広い目で考えれば、将来に影響する大切な進路を
「フライトアテンダントになる」
という視点だけで選ぶのはもったいないような気がします。
私個人の意見ですが、あまり「エアライン」の枠にとらわれずに広い視野で進路を
選び、その上で短期のエアライン講座などを取られるというのもひとつの賢い
選択だと思いますよ♪
Q2.外資系エアラインにも興味があるのですが、学歴、学校の知名度によって
合否に影響はありますか?
大卒者が有利というのは本当ですか?
A:
外資系エアラインでは各社によって求める学歴にはばらつきがあります。
「4大卒」を必要条件に入れている会社もありますし、「高校卒」から受験資格を
与えている会社もあります。
つまり、高校さえ卒業すればフライトアテンダントになるチャンスはありますし、
さらに4大を出ておけば、学歴面ではほぼすべてのエアラインの応募条件を
クリアできるわけです。
受けられるエアラインが増える、という意味で言えば
「4大卒が有利」とも言えるかもしれませんね。
ただ、大学や学校の知名度による優遇はないと言っていいでしょう。
また、「英文科」や「外国語学部」を出ていれば有利ということもありません。
要は英語のコミュニケーション力があればどんな学部出身でもOK♪
「物理学科」や「スポーツ学科」など変わり種の学科出身者で
フライトアテンダントとして活躍している方もたくさんいますよ!
ですから、フライトアテンダントという職業に捉われることなく
“純粋に学びたいこと”を優先して進路を選ばれれば良いと思います(*^^*)
ひとつ補足するとすれば、
最近では専門学校やエアラインスクールの中に外資系のエアラインと提携して、
「推薦入試」制度を取り入れているところもあります。
中東で人気のエミレーツ航空や、カタール航空、アジアのマレーシア航空などは
この推薦入試を行っていて、書類選考や一次試験を有利に進むことができたり
するようです。
推薦制度のあるスクールかどうか、聞いてみるのもいいかもしれません。
また、各航空会社の採用基準や採用状況については
イカロス出版社が出している「月刊 エアステージ」をご参照ください。
クルーネットもフライトアテンダント志望者必見のサイトですよ♪


